
酸素カプセルの仕組み|溶解型酸素とは?普通の酸素との違いをやさしく解説

溶解型酸素とは、一言で言ってしまうと
「血液に直接溶け込める状態の酸素です」
溶解型酸素 (ようかいがた さんそ)dissolved oxygen
酸素カプセルの説明で、よく出てくる言葉です
名前だけ見ると
「結局それって何なの?」
「普通の酸素と何が違うの?」
と思いますよね
実は、酸素カプセルの大きな特徴は、この溶解型酸素がとても重要です
ここを読むことで
- 溶解型酸素とは何か
- 酸素には2種類ある
- 酸素カプセルが溶解型酸素との関係
- 酸素カプセルに入るとさらに酸素を取り込める理由
がわかると思います
体内で酸素の運ばれ方は2種類
私たちの身体の中の酸素の運ばれ方は2つのパターンがあります。
- 赤血球(ヘモグロビン)にくっついて運ばれる酸素(結合型酸素)
- 血液の水分にそのまま、溶けこめて運ばれる酸素(溶解型酸素)
この、血液の水分に溶けこんでいるほうが、
溶解型酸素です
わかりやすく言うと「座席にいる酸素」と「水に溶ける酸素」
ヘモグロビンにくっつく酸素:座席数の決まった席に座って運ばれる
席の数(赤血球の数)は限りがあります。
すでに席が埋まっていると、さらに酸素(結合型酸素)を入れても、増やせません。
溶解型酸素:水の中に砂糖がとけるように、血液の水分に直接まざって運ばれる
溶解型酸素は、条件が変わる(圧力をかける)と増やすことができます
| 種類 | 運び方 | 特徴 |
| 結合型酸素 | ヘモグロビンに運ばれる | SpO2で測定できる |
| 溶解型酸素 | 血液に溶け込んで運ばれる | 気圧が上がると増える |
酸素カプセルで、さらに酸素を入れても意味がない!?
酸素カプセルに対して、
- 酸素摂取量には限界がある
- 肺の交換能力は変わらない
- 通常の数値がすでに高い
これらの話から「酸素カプセルに疲労回復効果はない」
と、言っている方がいました
たしかに、健康な人の酸素飽和度*はふつう96〜99%くらいです
※酸素飽和度(SpO2):パルスオキシメーターで測ると「98%」などと表示される数値です。
この数字だけ見ると、もう充分に酸素があるように感じます。
ただ、SpO2が見ているのは、
ヘモグロビンにどれだけ酸素(結合型酸素)がくっついているかです。
つまり、さきほどのたとえで言えば、席にどれくらい人が座っているかを見ている数字です
逆に言うと、
血液の水分にどれだけ酸素がとけているかまでは、その数字だけではわからないんです
ここが勘違いしやすい、
大事なポイントです
酸素カプセルは「カプセル内の気圧を上げて」溶解型酸素を増やす
酸素カプセルの特徴は、ただ中で酸素を吸うだけではありません。
大きなポイントは、カプセルの中の気圧を上げることです
気体は、圧力が高いほど液体にとけこみやすくなります
(炭酸飲料と同じイメージで、液体の中に炭酸がしっかり入っている感じです)
酸素カプセルも同じように、
気圧を高めることで、酸素が体液の中に入りやすくなるのです
つまり、溶解型酸素が体内に増えるということです
溶解型酸素が増えると何がいいの?
溶解型酸素の良いところは、
ヘモグロビンに頼らなくても運ばれることです
ふつうの酸素の運ばれ方だけでは届けにくいところにも、
別ルートを使って酸素を送り込める、というイメージです。
感じ方には個人差がありますが、
酸素カプセルが注目される理由は、
「届きづらいところにも酸素が届く」にあります。
溶解型酸素をひとことで言うなら
ここまでの内容を、まとめるとこうなります。
- 溶解型酸素とは、血液の水分に直接とけこんだ酸素のこと
- 酸素カプセルは、気圧を使ってこの酸素を増やしやすくするもの。
これだけつかめていれば、ばっちりです

